普段履いている革製のシューズなどと同じように、登山靴にも手入れが必要です。
特に使用後の登山靴には山の土や草などたくさんの汚れが付いています。それらを綺麗に落とし、次の登山に備えてメンテナンスをしておきます。
そうすることで登山靴はより長持ちします。
今回は、私の行っている登山靴の手入れの手順について書いていきます。
登山靴のクリーニング手順
- 靴用のブラシ
- スエード用のブラシ
- 靴用汚れ落としフォーム
- 汚れ落とし用布
- 消臭用粉末剤
登山靴のタイプによって使用する道具に違いがあります。私の登山靴はスエード調になっている部分があるので、スエード用ブラシなどを用意しました。あらかじめご了承ください。
まずは靴用ブラシでスエード部分以外の汚れ、付着物を払い落とします。
履き口の裏側も念入りに。
次にスエード用ブラシを使ってスエード部分の汚れを落とします。
スエードブラシはこのように汚れ部分の形状や汚れの強さによって、金ブラシやゴムブラシなど使い分けできるようになっています。
ブラシでの汚れ落としが終わったら、汚れ落としフォームで全体を拭いていきます。
ちなみにこの登山靴には防水・透湿性素材のゴアテックスが使われています。このフォームは『ecco』というシューズブランドで革靴を購入した時に一緒に買ったものですが、ゴアテックスに対応しています。
布につけて拭いていきます。こちらはレザー用汚れ落とし布ですが、綿の布でも問題無いと思います。
ついでに靴の裏の泥汚れもキレイに掃除します。
全体がキレイになりました。
外側のクリーニングが終わったら、最後に、中に消臭剤を巻いておきます。
グランズ レメディ (無香) レギュラー 50g 並行輸入品
これを数回撒くと靴内部は殺菌消臭され、匂いは無くなります。
これで登山靴全体のクリーニングが終了しました。
忘れてはいけない登山靴の防水
全体をキレイにしたら、防水スプレーで汚れにくくしておくことも大切です。
私の使っている防水スプレーは、WOLYの『PROTECTOR 3×3』です。
こちらも、もちろんゴアテックス対応です。普通の防水スプレーはゴアテックスの透湿性を損なうので、お持ちのアイテムがゴアテックスなら必ずゴアテックス対応のスプレーをお使いください。
全体にスプレーをかけます。スプレーは吸い込まないほうが良いので、屋外か換気した状態で行ってください。
まんべんなく防水するには全体にかけて数分おいてから、もう一度全体にかけるのが、効率的です。
保管する際には、防カビのために除湿剤や新聞紙を入れてから閉まっておきましょう。
以上、今回は登山靴の手入れについてでした。最後までお読みいただきありがとうございます!