怒り・イライラは解消するものではない!ストレスを生まない対処方法

怒り・イライラは解消するものではない!ストレスを生まない対処方法

シェア

ベトナム生まれの禅僧ティク・ナット・ハンさんの著書を読みました。

この本には人の中に湧き起こる怒りへの対処法が丁寧に書かれており、ページを読み進めていくと、心が洗われてなんだかすがすがしいような気持ちになりました。

実はわたし自身、昔からわりと白黒はっきりつけたがるタイプのせいか、マナーの悪い人を見た時や、納得のできない理不尽に大して、割とストレスを感じてしまうことが多かったんです。

でも、瞑想で心の波を鎮めるテクニックを練習したり、書籍などでティクナットハンさんのような方の考え方を学んだりしたかいがあってか、近頃は些細なことではイライラしすることがなくなってきたんです。

ですが、そんな今になって思うことは、本を読んだり難しいテクニックを学んだりすることはそんなに大事なことでなく、『ちょっとしたコツ』で誰でもおだやかに過ごせるものなんだな、ということです。年を取ったせいもあるかもしれませんが 笑

今回は、日常でイライラすることが多かったり、怒りを感じることの多かったりする人の為に、わたしが見つけたそれらの感情に対処する『コツ』やいくつかの心がまえについて書いていきます!

怒り(心の炎の静め方)

あなたが怒っているのは誰のせい?

例えば社会人の方だったら「会社の上司に理不尽なことを言われた」「部下がまったく仕事を覚えてくれない」など、社会生活を送る上でいろいろないきどおりはつきものです。

そこでちょっと質問なのですが、その怒りってどうしたら消えると思いますか?

「上司が突然まったく何も言わなくなったら」

「部下が1回で何でもテキパキこなせるようになったら」

あるいは、

「上司が移動になってくれたら」

「部下がやめてくれたら」

でも、これではなんにも解決しないんですよね。

だって上司が変わっても、次にまた同じようなのか、今までよりもっとひどいのが来ちゃうかもしれませんし。部下だってそうです。やめさせても状況が改善するかどうかなんてわからないんですよね。

いわば、堂々巡りです。

そこで「じゃあ何を変えればいいのか」「どうすれば状況を改善できるのか」ということですよね?

それなんですが、他人を変えようと思ってもそれはほとんど無理と言っても過言ではないことなんです。

変えられるものって実は一つしかないんですよ。それは『自分』です。

こう聞くと「じゃあ自分が全部ガマンしなくちゃいけないのか」「泣き寝入りしなさいってこと?」「自分が会社をやめろってこと?」と思われるかも知れません。

いいえ、それとは違います。というかわたしもそういう考えは嫌いです。それに会社をやめるのはどちらかというと変えるのではなく「逃げる」ですね。

人間関係の問題って一人でいても起こらないですよね。常に人と人とで起こるものです。

ですから、自分を変えてみれば人間関係が変わり、それが影響して相手が変わるんじゃないかと思うわけです。

よくネットの掲示板とか動画サイトのコメントでケンカしてる人見ませんか?

今は「サツバツとしてるなぁ」くらいにしか思いませんが、昔はわたしも「いやいや、それは違うんじゃねえ?」と血が騒いで参戦したりしていました。

でもある時見たんですよ。

さっきまで傍若無人に罵詈雑言を吐いてた人が急に「なんか、すいません。ちょっと言い過ぎたと思って反省します!」みたいな言葉を書き込んだわけです。

するとどうでしょう。

さっきまで彼とやり合ってた人達の方も次々に、「こっちこそごめんね!」みたいになっていくじゃないですか?

それを見た時、自分を『省みることの大切さ』だったり『あやまる勇気』みたいなものを感じさせられて、ちょっと感動したんですよね。

「おまえが・・・!」「いや、おまえだろ!」ってやっている内はおたがいどんどんインフレしていくだけで終わりがないんですよね。

自分をちょっと振り返ってみる。あるいは少しだけ曲げてみる。これが大事なんじゃないかなと思うんです。

話は「自分を変える」ということに戻ります。

わたしが思うに、相手に怒りやイライラを感じるのは「自分がそう感じてると思っているからそう感じてるだけなんだよ」ということ。これは空海の般若心経の教えをかなりやわらかく解釈したものなんですが、もちろん怒りに限らず喜びも悲しみもということです。

悟りを開こう!とまでしなくても単純に自分が「それムカつく」と思い込んでるからムカついてることって実はあるんじゃないかな?と思うんですよね。

だからガマンすることとは違って、自分が気にしなければ気にならないということです。

だから周りに迷惑をかける人や絶対に悪い人がいて「絶対こっちが正義だ!」と思う時はガマンせず戦うべきです!ただ、その時も「相手は本当にそれほどまでに悪い人間なのか?」としっかり見極めることが大切ですね。

『むかつくアイツ』と同レベル

一度は聞いたことありますよね。

「争いは同じレベルの者同士でしか起こらない」

うん、まさにその通りだと思います。

もちろん例外はあると思いますよ。強盗に遭った時には争わないとやられてしまいますからね。

でもその辺で起きる争いは大体これが当てはまります。

言い争っている本人たちは「こいつはバカだ!」「おまえはアホだ!」とお互いに思って争い罵り合っているんですけど、周りで見てる人たちとの温度差はすごいですよ。

(シラーーー・・・・・)

まわりにはさっきからずーっと争う者同士を見る白けた視線が並んでいるはずです。

自分達はお互い「自分の方が正しい!自分の方が上だ!」とその覇権を取るために血と汗を流して決闘していたかもしれません。

でも周りは・・・「もういいよ。君らは同レベルだよ なんなら似た者同士だよ 早く終わらせてくれよ」なんて思っていることが多いんです。たいていそんなものです。

もし誰かと争っている時にふと我に返れたら、周りを見てみることをおすすめします。

はい、あなたの人生の『怒り時間』がまた増えました

人生1回です。どんな時間であれ一度過ぎたらもう戻ってきません!

現時点での人生感情グラフに色をつけてみましょう。喜びはイエロー怒りはレッド哀しみはブルー楽しいはグリーン

どうでしょう?いまのグラフはどんな色彩ですか?

グラフは刻一刻、1秒ごとに色が着け足されていきます。一回塗ったところは過去に戻れないので当然塗り直しもできません!人生の最後に提出しますからね。

怒ったりムカついたりイライラしたりしている時間、それが続けば続くほど人生感情グラフは赤に染まっていきます。1日中イライラしていたら1日分真っ赤です

そんな時どうやってストレスを解消、すなわちグラフに着いていく色を変えましょう?

お酒を飲んで忘れる?洋服爆買いで発散?カラオケでのどが壊れるまで叫ぶ?

それも悪くはないんですが、早くしないとどんどん、どんどん赤がふえていっちゃいますよね。ですから、それよりもっと手っ取り早くて効率のいい方法があるんですよ!

好きな色に感情グラフを塗っちゃいましょう!とりあえずグリーンにしましょうか!

「忘れる」と似たようなものですが、忘れようと努めることって忘れられないことだったりしますからね。もっとふさわしい表現は「変える」です。スイッチング。チェンジです!

もうその瞬間から「なんかあったっけ?まーいいや!」これでいいんですよ。

バスケットボールの神様マイケル・ジョーダンも意気込みを聞かれて「ただゲームを楽しむ それだけだよ」って言っていました。緊張やプレッシャー、かけられる期待、いろいろあるけど「自分は楽しむだけだ」と。

人間だからそりゃあ喜びもあれば怒りも感じます。けれどもまたどこかで赤が1秒着いたら、もう次の1秒には緑を塗っちゃいましょう。人生感情グラフのイエローやグリーンを1秒、1時間、1日とどんどん増やしていきましょう。

さっきも書いたように、しょせんは自分がどう感じるかです。自分の感情グラフの色を相手に決めさせなくていいんです。自分で決めて塗って行けばいいんです。

それがあなたという人生の絵になるんです。

まとめ

今回は自分の怒りやストレスへの対処方法を書いてみました。というよりほとんど自分の考えを書いただけって感じですが、もし今怒りやストレスを感じている方が、これを見て「そんな考え方もあるんだ」と感じてくれたらうれしいです。

まとめると、相手を変えさせるのではなく自分を振り返り、自分を変えた上で相手を変えること。

ムカついた相手をやり込めようとしている姿は、周りから同レベルにみられているかも?ということ。

そして、1秒ごとに色着いていく人生感情グラフに、なるべく赤を塗らずに緑黄色野菜みたいな色彩にしよう!ということでした。

わたしもまだまだ人に偉そうに言えるほど人間出来てるわけじゃないです。言わばこの記事は「怒りに対処するための備忘録」ですね。緑黄色野菜になれるようにがんばっていきます!

お役に立ちましたらクリックお願いします!下のコメント欄への書き込みもお気軽にどうぞ!
人気ブログランキング

 

スポンサーリンク

シェア

SNSフォローボタン

フォローする

関連記事



スポンサーリンク