「新卒入社した会社をスピード退職」でもそれは未来へのビジョンを描く一歩目!

「新卒入社した会社をスピード退職」でもそれは未来へのビジョンを描く一歩目!

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Naver

4月も半ばを過ぎて、世間では新卒で企業に就職した人たちの研修が終わったころでしょうか?

しかし、そんな時期にネットで目にするのが「新卒で入った会社をもう辞めた」とか「就職した会社の体質がブラック過ぎるから、入って2週間だけどもう辞めたい」などといった話題です。

私は自分に合うか合わないかが物の判断基準のすべてなので、辞めたいと思ったらすぐに辞めるタイプです。ですから、あまりこういう悩みは感じたことがありません。

そんな人生の門出に暗雲が立ち込めてしまった、これから先の将来を不安視する人たちに私からのささやかなアドバイスを送りたいと思います。

新卒で入った会社をもう辞めた人は将来有望

そんな人は、実に決断力のある人間です。

多くの人間が、その場所が自分には合わないのだと気づきながらも、世間体、親の期待、周囲に後れを取りたくない、などの理由で、毒のような環境から這いずりだす事もできず、体や心を病んでいく、そんな時代。この世界。

普通は、大学での勉強やめんどうな就職活動を経てつかみ取った就職を、たったの数日で無駄にしようなんて思わないはず。ですから、それはむしろ新入社員にそう思わせる会社の責任ではないかと私は思います。

辞めたくないものは辞めないで続けるはずですから、辞めたいと思わせる何かがその企業にあったはずなんです。

「この会社で頑張ろう」「ここでなら成長していける」どう思えるものはそこになかった。それだけの話。そんなところに我慢して1年・・・3年・・・5年と籍を置き続けるほどに、人生は疲弊し、輝きを失っていったことでしょう。

しかし、辞めた側にも責任はあります。それは辞めたことに対してのものではなく、【初めにその会社を選んでしまったこと】です。

自分が何をしたいのかよく考え、「この会社ならそれができる」と確信し、結果的にはそれが自分の予想とはまるで違ったものであったならば、それは仕方のないことです。

しかしそうではなく、安易に就職のための就職をしていたとしたら、やはり自分にその責任はあります。

「その会社に、本当に心から入りたかったのか?」「やりたい仕事だったのか?」その答えは自分自身が良く知っているはずです。

人生の停滞というものがなぜ起こるのかというと、その最大の原因は「ブレ」です。

その就職が初めから自分の希望に適ったものであれば、大地にしっかりと根を張った草や木のように少々の風くらいでへこたれることはなかったでしょう。しかし、意思のない「根無し草」のようなものであったために、少しの風で吹き飛んでしまったのです。これがブレの状態です。

ですが、人生は長いです。

新卒での就職というスタートの時点で「この道じゃない」と即断し、見限ったその判断力はやはり素晴らしいものであるといえます。

問題はこれを糧として、すぐに別の道を選び、良いスタートを切り直せるかどうかです。

ただし、また同じように世間体だとか金だとか、就職のための就職にスターㇳを切れば、結果は見えています。荒れた砂利道で躓いて転ぶか、足の裏がぼろぼろに擦り切れていくだけでしょう。

また、企業に雇われることそのものに向いていない可能性もあります。

自分の適性を見極めることが成功への近道です。もしそうならば根本的に雇用労働そのものが難しいので、自ら仕事を生み出すことを視野に入れたほうがいいかも知れません。つまり起業や個人事業という選択肢です。

敵を知り、己を知るもの 百戦危うからず

「会社に辞めると言うのが気まずい」という人へ

確かにその気持ちはあってもおかしくありません。大なり小なりお世話になった人もいるはずですし、そんな気持ちがまったくなければサイコパスかもしれません。

今まで色んな仕事を辞めてきた経験から、そんな風に考えてしまう人へのアドバイスです。

できる限り早く伝える

物事というのはできるだけ早く伝えなくてはならないんですね。世の中のいろんな場面で「我慢していた」「なかなか言い出しづらくて」という人がいますが、そのほとんどが状況を悪化させているんです。

企業側にしてみたらもうさっさと辞めてくれた方がいいんです。下手に1週間とか続けられても、まだ役にも立たない新人に払う給料と、研修を担当するスタッフの時間や対価がかさんで無駄になるわけです。むしろなまじっか長引くだけ悪者です。

辞めたあとで、1日くらい社内で陰口を言われるかもしれませんが、そこの職場はもうあなたにとっては「終わった世界」いや「存在していない世界」ですので、関係ありません。悩むだけ無駄です。

私は飲食店バイトのオープン前研修2時間が最短ですかね。あとは1日とか、3日とか。まあ3日なら3日無駄にしていますので、その分だけ愚かでした。

今日にでも。今すぐにでも。思い立ったが吉日。「○○さん、話があるんですがよろしいですか?」善は急げ。です。

何も言わずに辞める。いわゆるバックレは辞めましょう。辞めるということ自体は、私は戦略的撤退であると考えていますが、バックレになるとただの逃げです。一回やるとその人は毎回簡単にバックレるようになります。

選んだのは自分ですから、やはり人としての最低限のけじめは必要です。

けじめをつけるのに、何も怖れることはありません。

理由を聞かれたら、できるだけ正直に言う

日本人の国民性はどうしても本音と建て前を区別して、当たり障りのないことばかり言ってしまいがちなんですね。その状態は風通しが悪くジメジメとしていて、いかにもブラック企業が増殖しやすい環境というわけです。

ブラック企業の文句をネットなんかの陰で言っている人はたくさんいますが、そういう人たちも直接会社に訴えていないのであれば、ジメジメを作りブラックを蔓延させることに一役買っています。

下手に当たり障りない理由で取り繕おうとすると、まるでこちらに非があるかのように扱われてしまいます。

「社風が自分には合いません」「上司の○○の教え方が合いません」

とにかく、なんでもいいので自分の意見をはっきりと言いましょう。もしかしたら、その部分を改善してもらえるかもしれません。それで続けようと思えるなら続ければいいですし、そのままなら「そういう理由で辞めます」と言うだけです。

ちなみに上述した研修2時間のスピード退職をした飲食店の話です。

私はそれ以前に飲食店の勤務経験があったのですが、そこの研修RPで『「いらっしゃいませ!』をスタッフみんなでそろえよう。遅れたら言わないでいい」「返事は『Yes!』に統一」と言われ、「空気が合わないので辞めます」と言い帰りました。

例えばあなたが辞めなければいけなくなった原因が、特定の人間によるパワハラにあったとしても、そのことをはっきりと伝えなければ、その人物はノーダメージです。

大体人がすぐに辞めて行って、いつでも募集をかけているような会社はろくでもない古株がいるんです。何度も見てきました。仕事内容などは事前にわかって入って来ているわけですから、何か別に特別な原因がなければ即座に辞めようとならないはずです。

どう考えても古株を切った方が循環が良くなり求人費用の削減になるんですが・・・年功序列。そこも日本企業の古くて悪い低コスパ体質です。

別にブン殴れとは言わないので、本音をきちんと伝えましょう。そのことによって「このスタッフがいるせいで、人が長続きしないのではないか?」とその企業にも教えてやることもできます。

言わないで辞めると絶対後悔しますよ

「職を転々とする」の何がダメなんです?

「職を転々としている」というだけで、なんだかダメ人間みたいな烙印を押されるこのレール社会。しかしそれこそ、経済学者のダニエル・コーエンさんの言っていた人間をロボット化する社会の考え方です。

人生に一本の道しか用意されていないということなどあり得ません

それは創造力の欠如から生まれる思考です。

そしてさらに、いつも思うのは、なぜ『仕事を辞めると、辞めた人だけが悪者になるのか?』ということです。

理由がなければ無職になるリスクを冒してまで仕事を辞めないのだから、辞めるに至った理由があるはずです。例えば長時間労働・サービス残業・上司のパワハラ・やりがいの無さとか。

そう考えればむしろ退職者には【被害者】の側面もあると考えられるわけです。

でも、退職した側は次の就職活動で「前職の職場への不満などは、悪印象になるから極力隠しさなければいけない」なんていう風潮もあり、苦しい言い訳や嘘を並べなければ次の仕事にも就きづらくなります。

一方、元いた企業側は、代わりの人間を補充すればいいだけで、まったくのノーダメージ。

そもそも自分の個性や能力を活かせて、自己の人生を充実させられる仕事なんて、職を転々とでもしなけりゃそうそう見つからないのが当然です。

「やってもみねぇでわかるかよ」 byアイザック・ネテロ(HUNTER×HUNTER)

服だってなんだってかっこいいと思って試着室で着てみたら、全然似合わないから買うのを辞めたということはいくらでもありませんか?

なんで仕事だけはそれをやってはいけないんでしょう?人生にとって服よりも大切なはずの仕事が、そんな一か八かのような博打であってはいけないと思います。

ここに、忠実に社の業務をこなす手ごまがほしいだけの企業との軋轢が生まれる原因があるんです。企業も嫌々会社の業務をする人よりも仕事に充実感を持って勤めてくれる社員を選んだ方がいいと私は思うのですがね。

そういう社員が根付かないなら、その責任はその企業にあるんです。手駒の数がほしいだけの会社にはそんなことに思い至ることもできないのかもしれませんが・・・。

ですから、世間体だとか会社への罪悪感などに構わず、いい仕事が見つかるまで仕事は転々としましょう。もう一度いますが、人生は長いです。転々とできる内に「辞めたい」と思わない仕事を見つけましょう。

「これじゃない」?10年後のビジョン

例えば、「歌手になりたい」「プロ野球選手になりたい」と言った夢を持つ人は多いですが、ただ歌手デビューしたりプロ野球チームに入ることではないはずです。ただの思い出作りが目的ならばいいのですが、真の目標は成果を出して活躍し続けることです。

それは一般企業への就職にも同じことが言えます。

はっきり言って世の中の仕事には、派遣労働だとか数合わせ要因のような仕事がありふれ過ぎています。それらすべてが金のための仕事。就職のための就職です。やりがいや自己実現などというものは皆無といっていいでしょう。

その会社に入って、10年後、どのようになっていたいのか?そのビジョンの見えない、ただの就職のための就職をした人は例外なく、毎日の通勤中、勤務中に疑問を抱えることになります。

今現在いる会社で十年以上務めている先輩の中に、「この人みたいになるんだ」と憧れを感じるような存在はいますか?

はたまた、「この会社で技術や知識に磨きをかけて、将来は独立するんだ」というような未来への展望・野望を抱けているでしょうか?

これは私の持論です。金は人間が作ったものですよね。ですから金だけで人は真に求めるものは得られないんです。輝いて見える人は、金を稼いでいるから輝いているわけではなくて、自分の求めるものを追求し続けているから輝いているんです。

金は後からついてきた副産物に過ぎません。

金だけ稼いで家庭を持ち一見安定した人生を送っているように見える人の多くも、人生に不足感を抱えている人が多いそうです。金は稼げていたとしても、いつしか胸に穴が空き始め、年月を重ねる間にどんどん拡がっていくのです。

よく自己啓発のジャンルの本などに、「1年後…5年後…10年後の未来のビジョンをできるだけ明確にしよう!」などと書いてあります。

しかし、現在いる場所によってその話は変わってきます。求めているものと著しくかけ離れた場所にいる限りは、どう未来を創造しようと努めても、それは土台無理なことです。

だから働いている多くの若者たちは仕事が終われば、スマホをいじりながら「また明日も会社か・・・行きたくねえな・・・」なんて考えるだけの毎日を繰り返しているのでしょう。感性が殺されて思考が疲弊している状態では、重要度の低い断片的な情報しか頭に入れられないわけです。

私も経験がありますが、金のために嫌々バイトに行っていた時は、体力はあるのにブログなんて全然書く気にならないし、書くことも思い浮かびませんでした。ネットを見ると、同じように「仕事によって感性が死んでいた」という経験をしていた人は多いようです。

ですから、そのまま毎日を繰り返していれば、10年後…少し顔に年齢が出てきた自分が「明日も会社・・・」と呟いているかもしれません。

未来のビジョンを描く大きな第一歩は、現状を変えることです。それが人生の変化。人間の変革です。やりたいことを見つけ動き出して始めて、未来のビジョンは変化と広がりを見せていくのです。

まとめ

きっとここに書いたことは、社会から見れば「甘い」とか「戯言だとか」「社会不適合者だ」とか言われてしまうものなのかもしれませんが、私自身は何一つ間違ったことを言っているつもりはありません。

私は社会不適合者であり、普通の人間です。

『好きなことを始める』の反対語は、『嫌いなことを辞める』です。

新卒で入った会社を早々に辞めた人。あなたは決断をしたのです。それも挑戦の1つ、挑戦の第1歩です。次の2歩目を迅速に歩み出しましょう。

そして、今の生活・人生に納得がいっていない人も、まず嫌いなことを辞めてみてはいかがでしょう。嫌いなことを続けている人は、いわば挑戦をしていないことと同義です。挑戦のない人生に改革は起こりません

10年後のビジョンが明確に描ける仕事ならば手ばなす必要はありません。その道を走り続ければいいだけです。しかし、そうでないなら、目の前に分岐点を迎えているのかも知れませんよ。

それではこちらの記事は以上です。ありがとうございます。

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